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為替
2007年09月2007年08月2007年07月2007年06月
外為12時・円、続落も底堅く114円台前半――対ユーロも下げ縮小

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 12日午前の東京外国為替市場で円相場は続落して始まったが、底堅い展開となっている。12時時点では11日の17時時点に比べ53銭円安・ドル高の1ドル=114円10―13銭前後で推移している。米株高を受けて続伸して始まった日経平均株価が前引けにかけて伸び悩んだことから円を買い戻す動きが優勢になった。円の底堅さが意識され短期筋の買い戻しを誘い、円は一時47銭の円安・ドル高の114円04銭まで下げ幅を縮小する場面があった。米利下げ観測の高まりを受けて、ドルがユーロなど円以外の通貨に対して売られていることも円相場を下支えした。

 朝方は円売りが先行。前日の米株式相場が大幅に上昇したため投資家のリスク許容度が回復するとの思惑が広がり、「円キャリー取引(円借り取引)」が再開するとの観測から円が売られた海外市場の流れを引き継いだ。円は早朝の時間帯に83銭円安・ドル高の114円40銭前後まで売られる場面があった。一方、円の安値圏では国内輸出企業などから円買い・ドル売りが入り、円の下値も限られた。

 円は対ユーロで大幅に続落して始まった後はもみ合い。12時時点では1ユーロ=157円92―95銭前後と前日の17時時点と比べ1円28銭の円安・ユーロ高水準で推移している。前日の海外市場で円キャリー取引再開の思惑から、円がユーロなどに対して売られた。トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁が欧州議会の公聴会でインフレ抑制に改めて意欲を示したこともユーロ買いを誘った。半面、円の安値圏では短期筋の利益確定目的の円買い・ユーロ売りが入った。「ユーロ建て債の償還に伴う円買い・ユーロ売りが入った」(国内銀行)との指摘もあった。

ユーロの対ドル相場は5日続伸して始まった後は一進一退。12時時点では前日の17時時点と比べて0.0050ドルのユーロ高・ドル安水準の1ユーロ=1.3840―43ドル前後で推移している。トリシェECB総裁の発言で欧州の利上げ観測が高まる一方、米利下げ観測が強まっていることからユーロ買い・ドル売りが優勢になった海外市場の流れを引き継いだ。その後はユーロのドルに対する最高値である1.3853ドルが目前に迫っていることから、利益確定目的のユーロ売り・ドル買いも出ている。〔


参照元
NIKKEINET
http://markets.nikkei.co.jp/kawase/